硬貨ではだめだ、テレホンカ−ドを買うことにした。公園前の小さいコンビニ店に行った。ダブリンやこの街にもコンビニはある。開いたままのドアーから店に入った。奥に一人の男がレジの置かれたデスクの椅子に座っている。雑誌、新聞、飲み物など売られている。 「テレホンカードがほしいんです」と言うと、ずんぐりで「男優のデイビット・ニ−ベン」に似た男が椅子からゆっくりと腰を上げた。
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テレホンカード
「10、20 50、100ユニットの4種類有りますが、100ユニットがお得ですよ」と親切に勧めてくれた。
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10ユニットが2ポンド、20ユニットが3.5ポンド、50ユニットは8ポンド、100ユニットは16ポンドとなっている。ユニットの大きさに比例して割引を多くしている。カ−ドのサイズは日本と同じだが、厚さは2倍程ある金バリのICカ−ドである。とても綺麗なカードなので4種類を一枚づつ買った。10ユニットには、セサミスト−リ−のキャラクター風の絵が書かれている。20ユニットにはスリムな後ろ向きの裸体の人間が、白鳥とともに描かれている。
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