これはダブリンとゴールウエイの街で出会った人達との記録です。この記を「出版」しようと思ったのは帰途の機内でした。その為にクーリーパークでは、カメラを持たずに歩いたためグレゴリー達の「イニシャル」が刻まれた大木の写真は無く公園事務所で購入した絵葉書を利用しました。後半の滞在地ダブリンのポートマーノックも同様で記憶にしても「不正確」なところもあります。帰国後すぐに「記憶と記録」をもとに「原本」を書き上げておきました。しかし、手をつけないまま「１2年の歳月」が経ってしまいました。この記録が「アイルランドB＆Bの旅」をする人のお役に立てば幸いです。 現地で「話した」英語は、「中学英語」を超えていません。単語力は必要ですが、「辞書を片手」の旅もいいではないでしょうか。"皆さん"英語は辞書任せにしてビールと食べ物がおいしい緑と人情豊かな文学の国アイルランドを訪れてみませんか。「１０年前のアイルランドの人々」がきっと迎えてくれます。これは１９９６年９月（８日間）のアイルランドの旅行記録で「退職後」の今日やっと完成しました。この「旅日記の完成」のお礼を旅に出してくれた妻と多大な協力をして頂いたR.Mさんに捧げたい。 　2008年 11月　吉日　　　著者　渡邊　健