午後8時前、ゴ−ルウエイ駅に着くと雨は止んでいた。少々肌寒い。駅構内は乗ってきたヒューストンと似ている。乗降客は少なく田舎町のようだ。すでに店は閉まっていて暗闇の世界だと思いながら、薄暗いプラットホ−ムから外に出た。前方を見ると明るい店があり、横に明るい超近代的な高級ホテルが建っている。周囲のレストランやパブも明かりが灯っている。それにタクシ−も走っている。アイルランド都市ゴ−ルウエイだと安心した。
|
巨大な絵
ゴールウエイ駅
ホームの壁
|
夕食にありつける。嬉しさのあまりB&Bに電話をする事をすっかり忘れていた。街は雨上がりで石畳の道が濡れて光っている。しかし、その明るさも駅前を中心とした僅かな範囲のようだ。まるで、暗い宇宙空間にぽっかり浮かんだ小さな夢の島のようだ。少し肌寒くジャンパ−を着た。まだ9月末なのに、寒さで「ゾクッ、ゾクッ」と身震いした。お腹がすいているので余計に寒いのだろう。
|