丘を下ると海に面した小さい村に出た。「漁村」であろうか?天気はすっかり回復した。道路のすぐ右手に明るい入り江が広がっている。前方の海上にぽつんと古城が建っている。小さな城で海面から高くない。大嵐が来たら水しぶきが城壁を洗いそうだ。「中世」の城らしく、攻撃用の窓が所々に口を開けている。防御に海を利用した中世の城だ。
後ろはレストラン&バー
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灯台も漁船もない静かな港 |
レストラン前に車が2台駐車している。芝生の中に長い木製のベンチがある。60歳過ぎの女性が二人、その横に同年令の男性が一人仲良く座って談笑している旅行者のようだ。男性はキャプテンクックの白い帽子をかぶっている。レストラン前の車道と高さ1m程の防潮堤が左にカ−ブを描き海岸に沿って岬の方に延びている。内陸の高台には100坪ほどの新興住宅が10軒ほど建っている。右側は海岸に沿って遊歩道の小道が岬の先端の方に延びている。岬は緑の芝生に包まれた小高い丘のようだ。先端に白い洋館の大邸宅が建っている。其の向こうには青い大海原が見えているのだろうか行ってみたい。
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