 
食事をしながら、テ−ブルの上に地図を開けた。先ほどの東出入口の表通りはウイリアムズ通となっている。街で最も賑やかなメインストリートのようだ。今日はウイリアムズ通りからまっすぐコリブ川の河口まで行くことにした。地図上での距離は片道1kmもない。帰りは海側のマ−チャント通りからケネデ−パ−クに戻る事にした。アイルランド第三の都市ゴ−ルウエイの街は、ネデイ−パ−クを中心に、半径1km以内にあるようだ。最後に駅の北側にあるインフォメ−ションセンタ−(
i )で、2〜3日間のB&Bの予約することにした。
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石壁・石畳の道
手書きのメニューボードと看板が芸術的だ
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セーター屋さんとパン屋さんがある。周辺は特に人通りが多く賑やかだ。走る車はめったになく歩行者天国と同じである。歩行者とすれ違いながら、セーター屋さんの前に来た。PULL OVERのショーウインドーの中に、複雑な模様で編まれた「アランセーター」が陳列されている。古い昔からアラン島では、漁に出る漁師の恋人や妻が、安全を祈り(遺体の判別の為とも?)一枚一枚に違った編目模様を入れた有名なセーターだ。
パン屋さんの1階は白いレンガ造り、入り口のドアーは緑色の木枠にガラス窓が入っている。2階は1階とは対象的に城壁のような石造りの壁になっている。カンバンは2階の窓際に吊られている。50cm平方位の大きさの緑色のボードに、金色のデザインされたブロック体で、GRIFFIN‘Sと店名が描かれている。その下に、コッペパンのような白い帽子をかぶり白いエプロンのパン職人が、焼き立てのコッペパンの入った大きなトレーを抱えて走っている。下の部分にBAKERY1876年創立と書かれている。若い女性がパンを買っている。
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