  
R.Mさんとパビリオンを出た。次の開演(夕方)までかなり時間がある。すでに並び始めた?グループもある?掲示板横のスタンプ台には絶えずビジターが来ている。各パビリオンの待ち時間1時間以上。掲示板横で若いスタッフが3人、ロープで仕切られた「通路」の整理を始めている。
パビリオン STAFF 「Aさん」 |
生演奏 「庭の千草」演奏要望 |
体格のいい、フットボール選手のような「青年」が僕の前に来た。
彼は、他の若いSTAFFに「仕事の指示」をしていた。紫系のカラフルなシャツを着て機敏に動いている。 パビリオン STAFF 「Aさん」と呼ばせてもらいます。
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彼、Aさんに、演奏プログラムに「庭の千草」の組み入れをお願いしようと思った。「ニコッ」と笑った彼に、「Is your good shirt Irish ? 」とすかさず聞いてみた。「いいえ、これは西陣製です。僕は京都育ちなんです」と、流ちょうな日本語が帰ってきた。「私達は、今、アイルランドの生演奏を聞いてきました。とてもいい演奏でした。ただ一つ残念に思ったことがあります。私たち日本の小学校で、古くから歌われているアイルランド民謡の「庭の千草」があります。日本とアイルランドは古くから結ばれているのです、この曲をぜひ演奏してほしいです。お伝えください」。彼は、「庭の千草」は、どのような曲ですか?と質問。僕と彼の会話を聞きながら、R.Mさんがスマホの検索で「庭の千草」を画面に出してくれていた。彼は、画面を見て同じ検索画面を出した。「わかりました」と・・・。
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