  
i センターはメイン通りに面したビルの2階にある。受付けは若い女性が2人奥に男性が1人いる。ここでポンドの両替もできる。奥はパンフレット、みやげ物コーナーがある。明るく落ち着いた部屋だ。数人の旅行者がいる。奥に貸しインタネットの部屋がある。手前の女性に「近くで2日間B&Bの予約お願いします」と僕、「どのようなB&Bをご希望ですか」、「シングルでバス、テレビ付きの部屋で近くをお願いします」。彼女はパソコンで検索し始めた。「バスで10分程1日28ポンドで場所はここです」と地図を示した。「現在地がここで、すぐそこからバスが出ています。歩いても30分のところです」と教えてくれた。栗毛の小柄な女性だ。「日本からですか」、「ええ、そうです。日本には来たことがあるんですか」、「いいえ。昔日本の女性と文通したことがあります。でも、今は途絶えています」と僕の顔を見た。手数料と保証金を支払い書類を受けとった。
「ところで、近くにBARはありますか」と僕、「ええ、GRATE VICTORIA STREEETに3軒あります。CROWN BARとか」、「ランチを食べたいのですが近くで手ごろな店はないですか」、「すぐ横の通りの奥にセルフサービスでサンドイッチのお店があります」と教えてくれた。そこは横丁の小さい通りで高級時計、宝石店が並んでいて華やかだ。2時すぎの通りは賑やかである。天気が不安定で、時々明るい日差しが顔を出すがすぐ曇る。セルフサービスの店に入った。横丁の一番奥にある小さいパン屋さんだが客で混雑している。長い陳列の中にハムやサラダが計り売りされている。3人の若い女性店員が応対している。200gのミックスサラダ(ポテト、野菜)とパンを買った。素材は新鮮だが塩分の強い。店前の屋外テーブルで街の景色を見ながらおいしく食べた。気温は丁度いい感じ。時々、雲が空一面に広がるが街はまだ明るい。B&Bに向かう。
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