TOP2日目Shankill 市内 観光バス
                 市内 観光
 市内観光バスに乗ることにした。数コース(会社によっても値段が異なる)ある。CastleとDonegallの交差点は歩道が広場でプレハブの券売店がありチケットもここで買える。前が観光バスの乗り場でバスが発車を待っている。市バスと民間バス?(JONSTON‘Sバス)が各1台並んでいる。両社とも値段は9£で同じ。乗り場の手前でよれった背広の中年男が走ってきた。Jonston'sバス社の男だ。「お兄さん、5ポンドで乗らないか」といった。OKと言うと、「あの売店でチケットを買ってくれ」と売店を示した。店員に「5ポンドと言われたと言ってくれ」と言いながら次のカモにアタックしていた。たたき売りのせいかすぐに満員になった。バスはCastelPlaceからLagan川の東側を案内付きで進んだ。クイーンエリザベス橋を渡り湾に向かった。巨大なクレーンを指差しながら、あの造船所で「タイタニック号」が建造されたと説明した。古い貨物船がドック入りしているが作業員の姿もなくひっそりしている。

 バスは再び市の中心に戻ってきた。古い銀行などの説明をしながら、ゆっくりと高速道路(バイパス)WestLinkのほうに向かった。Castel、Divis通りからシャンキルに入ってきた。バスは広い空き地に止まり30分の自由時間を与えた。そこは広い芝生の中に2階建ての集合住宅が10棟ほど点在している。ユニオンジャックとウルスターの旗が軒先や庭に立っている。プロテスタントのエリアだ。住居のようだが観光客以外人の姿はない。1軒、FOR SAILと紙が張られている。イギリス王室の賛美、プロテスタントの「悪行」の絵が家の壁一面にペンキで書かれている。遠くに、昨日見たあの高い塀の地域が見えている。今、気付いたのだが、昨日はあの壁の方からこの地域を見ていたのだ。4時過ぎバス停に戻って来た。8月なのに暑くない。
                BACK