  
レストラン BAKETT'S
「昼食後B&Bで手続きを済ませ再び城砦巡り」と思いレストランに入った。中央に長いカウンターと周囲に2~4人用テーブルがある大きな店だ。カウンター中で若いウエイトレス、ウエイターがビールなどの対応をしていた。奥から恰幅のいい中年男性が出て来てカウンター中に入った「店長」のようだ。店は満員でほとんどが観光客のようだ。奥の2人用のテーブルが空いている。その隣のテーブルで2人の中年婦人が食事をしていた。「空いていますか」と声をかけた。「空いているわよ」と会釈してくれた。彼女達は「おばさん丸出し」の感じでここの「住民」のようだ。2人のウエイトレスがいるが忙しそうだ。「本日の特別ランチ」とギネスを頼んだ。隣のおばさんが、「どこから来たの」と尋ねてきた。
「日本からダブリン、ベルファースト経由できたんです。この町は明るいですね」と僕、「ダブリンはどうなの?」と目をクリッとさせながら聞き返してきた。「静かでいいところですよ」と答えると「そう・・・?」と味気ない返答と表情が帰ってきた。僕の回答が「期待はずれ」の回答だったのだろうか。一人の若者がこちらに近づいていてきた。「私の息子よ」と紹介してくれた。彼は会釈して母の横に座った。僕は彼女達に「一礼」をして3時店を出た。久しぶりの明るい日差しだ。石壁も遠くの緑もとても綺麗だ。Ferryquay
gateから入り城壁の外周を見ながら城壁上の通路(回廊)を通り、Grand Prade、Castle Gateから入城した。大きな近代的デパート、リッチモンドショッピングセンタの方から、ウェスタンのメロディが聞こえて来た。
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