朝のケネディーパーク
 食料品ス−パ−の入り口に来た。夕方のショッピングセンタ−は昼より賑やかだ。ガラス張りの天井から、帆船のフロア−を太陽光が明るく照らしている。手押し車と篭が並べられている。スーパーは唯一の大型店のようだ。中年婦人が多いが混雑まではない。入り口付近はキャベツなどの生鮮野菜と果物が並んでいる。色つやがよく新鮮で品数量も豊富である。その奥に食品専門店がある。肉店のガラス製陳列ケースの中にハムやソ−セ−ジ、ステーキなどが、お総菜に加工されたのも売られている。陳列ケースの向こう側で、若い「白衣」の女性店員が「エレベ−タ−ガ−ル」のようなモダンな服装と粋な帽子を被っている。「ハムは2〜3切れでも買えるんですか」と聞くと、「もちろんです。何枚お入れしましょうか」と聞いてきた。「3枚」と言うと、彼女は透明の手袋をしてから袋に入れてくれた。


    専門店 鮮魚やさん
 ステンレス製の大きな台の上に氷を敷き詰め新鮮な鮭、鱒、ホッケ、イカなどが並べられている。新鮮な生の魚が売られている
  モダンな店員さん
 粋な帽子を被ったエレベーター  ガールの様な店員さん
 
 奥に鮮魚屋さんがある。白い割烹着を身につけた男が一人いる。時々彼は客に威勢のいい声を掛けている。売り方も姿も日本の「魚屋のおっちゃん」とそっくりで魚の並べ方も日本と同じだ。大阪の黒門市場で鮮魚を買っているようだ。「旦那新鮮だよ一つどうだ」と元気の良い声が投んで来た。丸顔の元気のいい「おっちゃん」だ。「鮮魚は買えないがそのスモ−クト・サバはそのまま食べれるんですか」と聞くと、「もちろんうまいよ」とニコッと笑った。「明日買いに来るよ」と言った。   
                   BACK