朝のケネディーパークNEXT ダブリンのタクシー   

 朝「バタバタ、バタバタ」と土砂降りの雨音で目が覚めた。朝食を済ませ支払いを済ませた。すでに雨はすっかり止んでいた。これからの予定を頭の中で組み立てながら街まで歩くことにした。「ウイリアムズ通りで本とアイリッシュ陶器を買う・・・」など。最後の昼食は帆船で食べよう。ウイリアムズ通りの大きな書店EASONに入った。今日はアコ−デイオンの民謡は聞こえてこない。2階に上がると「部分的バ−ゲンセ−ル」をやっている。料理などの本に半額の赤札が貼られれている。再び一階に降りると混雑している。雑誌、新聞のコ−ナ−に行った。棚に10種類ほどの新聞が並んでいる。ロンドン、ダブリン発行の新聞に混じりアメリカのものもある。Uタ−ンしてショッピングセンタ−に向かった。インテリアの店だけは1階から2階までを1店舗で占めている大きい店だ。 二階に上がるとレ−ス編みアイリシュ陶器がずらりと並んでいる。

     
    アイリッシュ陶器


肌に深緑の葉と赤い花模様の花瓶。緑のシャムロックが刺繍された白いレ−ス編みを敷いて、花一輪生ければそこはアイルランド 
         化粧品店 ショッピングセンター TONNYーQUINN
 帆船横の階段近くにTONNYーQUINNと看板の小さなお店がある。女性用の化粧石鹸やシャンプーなどが売られている。小さい店なのに2人の若い女性の店員さんがいる。一人は背が高く一人は普通の体格で二人とも栗色の髪をしている。「いい香りがするね」というと「彼女のおみやげにいかが」と背の高い方の店員が相手してきた。「一緒に写真を撮ってくれるなら一本買うよ」とおどけるとニコッと笑って「いいわよ。買ってくれるのなら」と彼女は店の中にいる店員を呼んだ。出てきたその彼女にカメラを渡し僕の横でポーズをとった。
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